パディントン駅
イングランドの鉄道駅 ウィキペディアから
イングランドの鉄道駅 ウィキペディアから
パディントン駅 Paddington station | |
---|---|
プレード・ストリートエントランスとヴィクトリアントレイン・シェッド | |
セントラル・ロンドンの地図上でのパディントン駅の位置 | |
所在地 | パディントン |
行政区 | シティ・オブ・ウェストミンスター |
運営 | ネットワーク・レール |
路線 |
グリーンフォード支線 グレート・ウェスタン本線 チルターン本線 ハマースミス&シティー線 サークル線 ディストリクト線 ベーカールー線 |
駅コード | PAD |
ホーム数 | 14 |
バリアフリー | 対応 |
ゾーン | 1 |
歴史 | |
1838年6月4日 1854年5月29日 |
仮開業 本開業 |
その他 | |
外部リンク | |
WGS84 | 北緯51度31分02秒 西経0度10分39秒 |
パディントン駅は1854年に開設された。駅舎はイザムバード・キングダム・ブルネルにより設計された。それを記念して駅のコンコースにはブルネルの像が置かれている。駅舎の細かな部分についてはブルネルの仲間であったマシュー・ディグビー・ワイアットによって設計されている。ホームの屋根(トレイン・シェッド)は錬鉄の柱に支えられた3連のガラス屋根になっている。それぞれの屋根の幅は20.7m、31.2m、21.3mで、長さは213mある。
ナショナル・レールのパディントン駅は頭端式の駅である。プラットフォームの先端部は急カーブしており、列車は車輪を軋ませながら出発する。ブリストル、バース、ウェールズ南部、コーンウォール方面への長距離列車とオックスフォードやロンドン西部への近郊路線を運行するグレート・ウェスタン・レールウェイおよびヒースロー空港とを結ぶヒースロー・エクスプレスのターミナルである。2005年夏に、イーリング・ブロードウェイ駅などの途中駅を経由してヒースロー空港に向かうヒースロー・コネクトの運行が開始された。チルターン・レイルウェイズも僅か1往復ながら乗り入れている。
ロンドン地下鉄のパディントン駅は、ハマースミス&シティー線、ディストリクト線、サークル線、ベーカールー線が乗り入れている。ハーマスミス&シティー線のプラットホームは他の3線の駅とは離れたナショナル・レール駅の北側の地上部に位置している。
マイケル・ボンドの児童文学作品のキャラクター「くまのパディントン」の名は、彼がパディントン駅で見つけられたことに由来する。現在、駅構内には「くまのパディントン」の銅像がある。
また、『きかんしゃトーマス』の原作である『汽車のえほん』に登場するキャラクターである「機関車ダック」は、第12巻第2話『ゴードン、ロンドンへ』において、以前はパディントン駅で働いていたと語っている。なお、この話は映像化はされていないが、後のTVシリーズオリジナルエピソード「The Thomas Way(第17シリーズ「トーマスりゅうでいこう」)」では昔のパディントン駅で働くダックの写真が登場する。
アガサ・クリスティーのエルキュール・ポワロシリーズの『プリマス行き急行列車』では、犯行現場となるのが同駅発の列車である。ミス・マープルシリーズの『パディントン発4時50分』でも、同駅発の列車が物語の舞台のひとつとなっている。
ロンドンバスの7、23、27、36、46、205、332、436と深夜バスのN7、N205が接続している。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.