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『グローバルTPS物語』(グローバルTPSものがたり)とはフジテレビ系列のバラエティ番組『はねるのトびら』で放送されていた代表的人気コントである。
※山本・伊藤・秋山・虻川以外のレギュラーメンバーは各話でエキストラとして出演しており、回ごとに様々な役を担っている。以下は各話の主要キャストのみ記述。
平凡なサラリーマン・博が恋人さおりの家を訪問するのだが、実はさおりの両親はマルチ商法を営む「グローバルTPS」の幹部だった。回を追う毎に高額な商品を売りつけられ多額の借金を重ねる博は、やがてグローバルTPSの一員として勧誘を行う羽目になってしまう。序盤は普通のトーンで会話するも、勧誘時にはいきなり豹変して甲高い声で商品を売りつける秋山のキャラクターが人気となった。その喋り方はコミカルだが、次第に脅迫口調になり有無を言わせないリアリティを持つ。
グローバルTPSの勧誘員は水色のジャケットを着用する。秋山が売りつけた商品としては、青い石で造られた勾玉のような「グローバルストーン」が代表的。後に秋山が発表する「ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル」の中の1篇「株式会社コンプリートアースOPS ジェネラルリーダー 川端司」に登場する企業・コンプリートアースは、グローバルTPSとかつて関連会社だったという裏設定がある[1]。
2003年にはゲストが登場し、グローバルTPSの機関紙のインタビューを装って商品を売りつけたり私生活の秘密を暴露する内容になった。ただし同年12月15日放送での香取慎吾はグローバルTPS側の人間(芸能支部リーダー)として登場した。
秋山が自ら発案したネタである。秋山はこの作品の誕生秘話を、小学館「週刊ヤングサンデー」連載のインタビュー形式の漫画『ONE ON ONE ~ 絶望に効くクスリ』(山田玲司著)において次のように語っている。
「ある喫茶店でコントの打ち合わせをしていたら、周りの席全部でマルチの勧誘をしていることに気づき、びっくりしたがそこでの喋りと勧誘方法を聞いてネタにした。」
TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』に秋山が出演した際には、本職の勧誘員から「いつも、見させていただいてます。本当にそういう商法をやっているんですけども、完璧ですね。ぜひうちでやりませんか?」とスカウトされたとも語っている。
ちなみにこのコントが生まれる以前に、ロバートが原型となるコントを舞台で披露したことがある。秋山が演じる修学旅行の添乗員が、小学生を相手にマルチ商法の勧誘を行うものだった。ヨシモトファンダンゴTVで放送されたことがある。
また被害者を演じる山本は実際に騙されやすく、高額な絵を売りつけられ、クーリングオフをした経験がある。
放送日時は関東地区のもの。
上記の放送回のうち計4話が、2002年7月17日に発売された「はねるのトびら」のVHS・DVD第1巻に収録されている。
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