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無声後部歯茎摩擦音を表すためのラテン文字 ウィキペディアから
エッシュ (Esh) とは、無声後部歯茎摩擦音を表すためのラテン文字である。
大文字はギリシア文字のシグマ(Σ)の形をしている。小文字は長いsの書き方のひとつと同じで、積分記号にも似ている。
歴史的には16世紀のイタリア語の正書法改革案として用いられたことがある[1]。また19世紀にはアイザック・ピットマンとアレクサンダー・ジョン・エリスによる表音的正書法のフォノタイピーで使用されていた[2]。
国際音声記号では小文字の[ʃ]のみが使用される。1928年に制定されたアフリカ・アルファベットのような国際音声記号に基いた正書法では大文字・小文字ともに使用される。
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ʃ | U+01A9 |
- |
Ʃ Ʃ |
ʃ | U+0283 |
1-10-72 |
ʃ ʃ |
エッシュ |
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