西山公園 (鯖江市)
福井県鯖江市の道の駅を併設する都市公園 ウィキペディアから
福井県鯖江市の道の駅を併設する都市公園 ウィキペディアから
西山公園(にしやまこうえん)は、福井県鯖江市桜町にある都市公園である。市を代表する観光地であり、公園の南側の出入口に道の駅西山公園がある。本項目ではこれについても記述する。
西山公園は日本海側最大規模のツツジの名所で[1]、園内には約5万株が植えられている。毎年5月上旬にはつつじまつり、11月上旬にはもみじまつりが開催され多くの観光客で賑わう。また、日本庭園、動物園(鯖江市西山動物園)、展望広場、芝生広場、噴水広場、冒険の森などが整備されている。2006年(平成18年)に「日本の歴史公園100選」に指定された。
動物園にはレッサーパンダをはじめ、フランソワルトン、シロテテナガザル、ボリビアリスザル、タンチョウ、インドクジャクなどが飼育されている。レッサーパンダの繁殖数は日本一を誇り動物園の入園料は無料。
西山公園は、鯖江藩7代藩主の間部詮勝が長泉寺山周辺を憩いの場として造営し、1856年(安政3年)に嚮陽渓(きょうようけい)と命名したのが始まりとされる[2]。嚮陽には、自然に接して楽しむという思いも込められている。前述の「日本の歴史公園100選」の選定基準にはこの「嚮陽渓」がひとつとなっている。
1889年(明治22年)、町村制発足により鯖江町の町立公園(嚮陽公園)となり、1914年(大正3年)に大正天皇即位の事業として整備され、現在の西山公園に改称された。なお、公園南側に鯖江市が開設した嚮陽会館(きょうようかいかん)は、西山公園の古名が由来となっている[3]。
2018年4月29日には、鯖江市出身のアーティストレキシが西山公園において凱旋ライブを開催している[4][5]。
2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった、聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた、聖火リレーについて、 組織委員会はスポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ53万5717件の応募があったと発表した[6]。
西山公園南側に道の駅が2014年(平成26年)4月5日に開業した[8][9][10]。鯖江市西山動物園へは道の駅内にあるエレベーターと橋を利用して行くことができる。
福井県観光営業部観光振興課によると平成23年度の観光客入込数は1,031,000人で福井県内では東尋坊に次ぎ2番目を誇る。近年、観光客入込数は大幅に増加している。つつじまつりでは236,000人(平成23年度)が訪れた。
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