Loading AI tools
日本の短編映画 ウィキペディアから
『透明人間☆田村透』(とうめいにんげん・たむらとおる)は、2019年の日本の中編映画。監督・脚本は米山耕太。専門学校東京ビジュアルアーツの卒業制作として製作され、2019年11月16日より2週間限定で下北沢トリウッドにて上映される[1]。
映像外部リンク | |
---|---|
透明にされてしまった男の子。『透明人間☆田村透』予告 - YouTube |
いじめや仲間外れをテーマにした人間ドラマ。同級生たちから無視され、自分を透明人間だと思うようになった青年を主人公を描く[2]。
手出しはせずに相手を「透明」にするというこの手段は監督・脚本の米山耕太が学生時代に周囲で実際に行われていたものであり、米山自身も誰からも話しかけられず、自分が存在していないような気持ちになった経験があるという。無視ともいじめとも少し違うこの現象を、自分にしか映像で表現できないと思い、制作するに至った[3]。
専門学校東京ビジュアルアーツの平成30年度卒業制作として、2018年に「シネマプランナーズ」でキャストの募集が行われた。企画当初は「その眼で透した、ぼくの色」というタイトルも用いられた[4]。高校を舞台としたシーンは埼玉県立大宮工業高等学校で、大学を舞台としたシーンは埼玉県のものつくり大学で撮影が行われた[5]。
2019年2月16日から22日に下北沢トリウッドで開催された東京ビジュアルアーツ学生作品特集上映「ふぞろいな20代」で初上映[6]。本作は2月17日と21日の2日間上映された[7]。その後は、同年3月16日の「Tokyo Visual Arts 映像展 2018-2019」[8]、8月3日の「エムズ・カンティーナ夏の短編映画上映会2019」でも上映されている[9]。
同年11月16日より2週間限定で下北沢トリウッドにて本作単独でロードショー[1]。2月のイベント上映時にその場でロードショーが決定していたという[10]。
取り柄のない高校生・田村透(遠藤史人)は同級生たちから、まるで透明人間であるかのように無視されていた。田村本人も自分が透明人間であると思い込むことでそのような扱いを受けていることを正当化し、平穏な学校生活を送っていた。
大学に進学してもそのように振る舞おうとするが、田村のことが見える女性が現れる。彼女やクラスメイトたちと徐々に打ち解けはじめ、普通の人間の田村透として楽しく過ごせるかと思ったのだが…。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.