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日本の俳優 ウィキペディアから
遠藤 史人(えんどう ふみひと、2003年5月28日[1] - )は、日本の俳優。神奈川県出身[1]。かつてはヒラタオフィスに所属していた[1]。
幼少期にふじのキッズシアターに所属。オーディションを経て、同団体製作の映画『藍色少年少女』の主人公・テツオ役に抜擢され、これが映画作品初出演作となる[3]。撮影は2013年夏に行われ、遠藤は当時10歳だった[4]。同作は2016年1月3日から5日限定で渋谷ユーロライブにて一般劇場公開されたのち[5]、映画祭の出品を経て2019年7月26日から全国順次ロードショーとなった[6]。
2019年公開の専門学校東京ビジュアルアーツ卒業制作の短編映画『透明人間☆田村透』に主演。撮影当時、中学3年生ながら、大学1年生の役を演じた[7]。
2022年時点でヒラタオフィスへの所属が確認できなくなっている。
特技は絵を描くことや歌うこと[1]。
映画『藍色少年少女』のオーディションでは、抜群の芝居を見せたという。同作でプロデューサーも務めた俳優の結城貴史はオーディションの映像を見て、遠藤が自意識や恥ずかしさを見せずにシチュエーションに没入しており、「なんちゅうナチュラルな芝居をするんだ」と思ったという。オーディションの対象だったふじのキッズシアターは、演技のプロを育てることを目的としておらず演技の教育をしていなかったことから、逆に遠藤の独特のやり方で自分の持っているものを出せる芝居ができていたという。同作の監督の倉田健次はオーディション現地におり、遠藤の泣く演技を見た際にいい意味でドン引きしたと語っており、「あのレベルできる子役、日本ではほぼいないと思います」と高く評価した[8]。
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