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松尾芭蕉の特に優れた高弟10人 ウィキペディアから
蕉門十哲(しょうもんじってつ)は、松尾芭蕉の弟子の中で、特に優れた高弟10人を指す語。孔門十哲にならっていう[1][2]。蕉門の十哲とも。
森川許六の「師ノ説」(『風俗文選』所収)に「其道を継ぐ十哲の門人」[3]とあるのをはじめ、各務支考らもこれを説いているが、10人が誰に当たるかについては諸説ある[1][4]。
なお、蕉門十哲を表す語としては、「蕉門十哲」のほか、釈迦の十大弟子にならう「十大弟子」という語もある。この種の語の初見は、許六の[宝永元年記」の「去来誄」で、これに「猶生き残りたる十大弟子の中にも」とあるため、この種のものは、宝永元年以前、元禄末ころに発唱されていたのではないかと推測する見解がある[5]。
一般には、竹内青々編『続俳家奇人談[6]』(天保3年(1832年))の与謝蕪村筆とされる賛画に描かれた、次の10名とされることが多い[1][2][4]。 このうち、其角、嵐雪、去来、丈草は,江戸期の諸書を通じて十哲に挙げられている[1][2]。許六、杉風が挙げられることも多い[4]。
以下のような人選をしたものも見られる。
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