十大弟子
釈迦の10人の主要な弟子 ウィキペディアから
十大弟子 (じゅうだいでし)とは、釈迦(釈尊)の弟子達の中で主要な10人の弟子のこと。最初は具体的な弟子を特定していなかったが、大乗経典により特定の弟子の呼称が定着した。特定の弟子への信仰は中国で始まったとされる[1]。
十大弟子
要約
視点
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経典によって誰が十大弟子に入るかは異なるが、『維摩経弟子品』では出家順に[要出典]以下の通りである[2]。
- 舎利弗(しゃりほつ)
- 摩訶目犍連(まかもっけんれん)
- パーリ語でマハーモッガラーナ (Mahāmoggallāna、महामोग्गळान)。サンスクリット語でマハーマウドガリヤーヤナ (Mahāmaudgalyāyana)。 一般に目連(もくれん)と略称される。神通第一(じんずう・だいいち)。
- 舎利弗とともに懐疑論者サンジャヤ・ベーラッティプッタの弟子であったが、ともに仏弟子となった。中国仏教では目連が餓鬼道に落ちた母を救うために行った供養が『盂蘭盆会』(うらぼんえ)の起源だとしている。
- 摩訶迦葉(まかかしょう)
- 須菩提(しゅぼだい)
- 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし)
- 摩訶迦旃延(まかかせんねん)
- 阿那律(あなりつ)
- 優波離(うぱり)
- 羅睺羅(らごら)
- 阿難陀(あなんだ)
著名な十大弟子像・十大弟子図
十大弟子像
十大弟子図
- 棟方志功作「二菩薩釈迦十大弟子」
脚注
関連項目
外部リンク
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