精管結紮後疼痛症候群
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精管結紮後疼痛症候群(せいかんけっさつごとうつうしょうこうぐん、Post-vasectomy pain syndrome, PVPS)とは、精管結紮術(バセクトミー)の直後または数年経過後に発生することのある、慢性の、ときに消耗性の、性器に疼痛を生じる病態[1][2][3]。 これは症候群なので、唯一の治療法は存在せず、個別患者の疼痛に対処し疼痛を軽減することが治療の中心となる[1][2][4][5]。精巣上体の疼痛が主要症状である場合、 しばしば「充血性精巣上体炎」(congestive epididymitis)と呼ばれる。