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粉食

穀物を挽いた粉を加工した食品 ウィキペディアから

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粉食(こしょく)とは、穀物等を、挽いて粉に(製粉)し、パンなどに加工して食べること[1]。粉食文化は全世界に分布し[2]、利用される穀物も小麦のほか、イモ類・トウモロコシ、雑穀など、地域により様々である。粉食に対し、北東アジアから南アジアの米飯のように、穀物を粒のまま食べることを粒食という[3]

調理方法

粉を食用にするには、粉を水などと均一に混ぜて捏ねペースト状、ないし液状のものにし、これを(場合により成形してから)加熱調理する場合が多い。このような水などとの混合物を生地という。パスタ(ペースト、パテと同語源)とはこのような生地から製した食品を指す言葉である。このほか、粉に湯を加えてそのまま食し(蕎麦掻きなど)、あるいは粉を固めて食用とする(落雁など)場合もある。

主な食用の粉

粉を加工した食品

麺類

パン類

菓子類

軽食類

特に関西圏で、たこ焼きやお好み焼き等の小麦粉を調理した軽食は、「粉もん」などと呼ばれる。

その他

日本の粉加工食材

さらに見る 食材・加工法, 粉の原料 ...
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参考文献

  • 安達巌著『日本の粉食民俗史』(『食の風俗民俗名著集成』第3巻)『東京書房社、1985年3月
  • 柏企画編『粉物のすすめ 信濃は小麦粉消費大国』柏企画、2003年9月
  • 熊谷真菜著『たこやき 大阪発おいしい粉物大研究』(『講談社文庫』)、講談社、1998年5月、ISBN 4062638002
  • 向後紀代美ほか著『粉食文化と肉食文化』(『シリーズ食文化の発見』、『世界編』3)柴田書店、1981年3月
    • 参考文献リスト: p285 - 308、叢書の編者: 日本観光文化研究所
  • 総理府大臣官房審議室編『食生活(粉食)に関する世論調査 調査報告書』食生活改善協会、1955年
  • 粉食栄養料理研究会編『めん類・粉食・パン食 栄養料理の献立』第一出版、1954年、1958年 改訂版
  • 『大麦めん 大麦と粉食化技術』食品出版社、1982年10月
  • 『粉食の栞』生活科学化協会、1946年
  • 『粉食文化のパイオニア 日本製粉』(『企業の現代史』46)、フジ・インターナショナル・コンサルタント出版部、1964年
  • 『こなものがっこう』(フレーベル館)2017年10月
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脚注

外部リンク

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