相武台陸軍病院

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相武台陸軍病院(そうぶだいりくぐんびょういん)は、現在の神奈川県相模原市南区にあった陸軍病院である。相模原陸軍病院ともいう。

歴史

1940年(昭和15年)3月に開設され、当初は原町田陸軍病院と呼ばれていた。しかし、地元の人々からの要望を受け、相模原陸軍病院に改称された。陸軍直轄病院中では、1階級下の陸軍一等病院で床数は300、収容人数は250人だった。

戦後

戦後はアメリカ陸軍相模原医療センターとして接収され、ベトナム戦争の折には、負傷した米兵がヘリコプター救急車で運ばれてきていた。1981年(昭和56年)4月に返還[1]。跡地19.7haは国、神奈川県、相模原市が3分割して再開発に着手[2]。団地(ロビーシティ相模大野五番街)、外務省研修所神奈川県立相模大野高等学校(現・神奈川県立相模原中等教育学校)、グリーンホール相模大野、市営立体駐車場、市立相模大野中央公園、伊勢丹相模原店2019年閉鎖、2021年解体)等が整備され、1996年(平成8年)度末に行政関連施設が開所したことで、すべての跡地利用が完了した[2]

交通

脚注

関連項目

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