王位戦 (将棋)
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王位戦(おういせん)は、新聞3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、神戸新聞社、徳島新聞社、西日本新聞社)[注 1]及び日本将棋連盟[注 2]が主催する将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。七番勝負の勝者は王位のタイトル称号を得る。2024年7月時点でのタイトル棋戦序列は第4位[1]。
王位戦 | |
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棋戦の分類 | タイトル戦 |
正式名称 | 伊藤園お〜いお茶杯王位戦 |
旧イベント名 | 早指し王位戦(前身) |
開催概要 | |
開催時期 |
予選:7月 - 翌年1月 本戦:1月 - 6月 タイトル戦:7月 - 9月 |
初回開催 | 1960年度(第1期) |
持ち時間 |
予選・本戦:4時間 タイトル戦:8時間(2日制) |
番勝負 | 七番勝負 |
主催 | 新聞三社連合、日本将棋連盟 |
協賛 | 伊藤園(特別協賛) |
公式サイト | 王位戦:日本将棋連盟 |
記録 | |
現王位 | 藤井聡太(第64期) |
永世資格者 |
大山康晴(永世王位) 中原誠(永世王位) 羽生善治(永世王位資格) |
最多優勝 | 羽生善治(18期) |
最長連覇 | 大山康晴(12連覇) |
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1954年に産経新聞社主催の一般棋戦「産経杯」が準タイトル戦「早指し王位戦」(早指し王位決定戦)に発展的に解消されて始まった[2]。1960年には、ブロック紙3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社)が主催に加わり、正式にタイトル戦に格上げとなった。それまで、ブロック紙3社連合は、名人・A級棋士を対象にした名人A級勝抜戦とB級棋士を対象にしたB級選抜トーナメント戦という2つの一般棋戦を主催していたが、これらは全て王位戦に統合された。
1962年、産経新聞社は新たに「棋聖戦」を創設することになり、王位戦の主催から離脱[2]した。その後、1967年に東京新聞社が中日新聞社に営業譲渡されたのに伴って、東京新聞社主催の東京新聞社杯高松宮賞争奪将棋選手権戦も統合され、東京新聞にも王位戦が掲載されることになった。さらに、1973年には神戸新聞社が、1984年には徳島新聞社が主催に加わり、現在は北海道新聞・中日新聞(東京新聞を含む)・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の5紙主催となっている。
2021年、緑茶飲料「お〜いお茶」を製造販売している伊藤園が特別協賛を発表。これにより、第62期と63期では棋戦表記が「お〜いお茶杯王位戦」となった[3]。第64期以降は協賛企業と商品名を冠した「伊藤園お〜いお茶杯王位戦」となっている[4]。