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淡江大橋(たんこうおおはし)は台湾新北市淡水区と八里区を隔てる台湾三大河川の淡水河河口部に建設予定の快速公路台61線(西部浜海快速公路)と淡海軽軌の鉄道道路併用橋。台湾では3例目の鉄道道路併用橋となる計画[注釈 2]。
淡江大橋 淡江大橋 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 台湾 |
所在地 | 新北市淡水区、八里区 |
交差物件 | 淡水河 |
用途 | 鉄道道路併用橋 |
路線名 |
西部浜海快速公路、 淡海軽軌八里線 |
設計者 |
ザハ・ハディッド 構造設計: 中興工程顧問公司[2] |
施工者 | 工信工程公司 |
着工 |
(連絡道路部)2014年10月17日 (橋本体)2019年3月14日 |
開通 | 2024年末(予定) |
座標 | 北緯25度10分41.5秒 東経121度25分5.2秒 |
構造諸元 | |
形式 | 単主塔非対称斜張橋[3] |
全長 | 920メートル (3,018 ft) |
幅 | 71メートル (233 ft) |
高さ |
[4]200メートル (656 ft)または [5]211メートル (692 ft) |
桁下高 | 20メートル (66 ft) |
最大支間長 | [3]450メートル (1,476 ft) |
地図 | |
淡江大橋の位置 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
前後の連絡道路は既に着工済みであり、完成すれば『単主塔・非対称の斜張橋』としては支間長が世界最長となるとともに[4][注釈 3]、関渡大橋(台15線)や淡水河橋(高速道路1号)、碧潭橋(フォルモサ高速公路)の混雑改善や淡水区北部のニュータウン「淡海新市鎮」の開発に弾みがつくものとされている。
交通部公路総局管轄で開催された国際コンペでは各コンソーシアムから数種類の案が提出された。主橋区間の建築設計競技結果は2015年8月12日に公表され、イラク出身でイギリスを拠点とする建築家のザハ・ハディッドによる斜張橋案が採用された[18][19]。
[26] 主に第3工区の橋本体部について述べる。支間長450メートルで全長920メートルの主橋と[4]、両岸の高架橋式連絡道を合わせて総延長12,080メートル、A字型主塔の高さ約200メートル[4]、あるいは211メートル[5]、橋面の全幅は主塔部分で路面が上下線分離するため44-71メートル、車両の設計最高速度は90km/hで、中央部に淡海ライトレールの複線軌道の準備分として全幅約8メートルの余裕空間を確保し、ライトレールが建設されるまではバスレーンとして活用予定。上下各2車線の車道と機車(スクーター)、自転車、歩道レーンがそれぞれ独立して確保される[4]。ライトレールは淡水区側での地平部分とのアプローチには日本のレインボーブリッジ部分における新交通ゆりかもめのようにループ線を採用する計画。船舶の往来部分では橋面高度20メートルを確保している[4]。
表中のA.Sはアプローチ・スパンの略。
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