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日本の漫画家 (1966-) ウィキペディアから
森川 ジョージ(もりかわ ジョージ、本名:森川 常次、1966年1月17日 - )は、日本の漫画家。血液型はO型。東京都足立区出身[1]。越谷市立北陽中学校、埼玉県立松伏高等学校卒業。
講談社専属で少年漫画を執筆。代表作は『はじめの一歩』。2023年現在は日本漫画家協会所属[2]。2023年4月時点で日本漫画家協会常務理事。
1983年、高校在学時に『シルエットナイト』で漫画家デビューを果たす。1989年から『週刊少年マガジン』にて『はじめの一歩』を連載。以降、漫画家歴の大半を同作の執筆に費やしている。
2012年には短期集中連載として22年ぶりの新作『会いにいくよ』(原作・のぶみ)の第1話を『週刊少年マガジン』2012年31号に発表したが、全5話と当初より告知されていたにもかかわらず『はじめの一歩』との同時連載に支障が生じたため休載が続き、完結したのは2014年7号だった[3]。
子供時代には母親が家計を助けるためセル画彩色の内職を始めたが、トレス台の作業で目を悪くしたことから少年徳川家康(1975年放送)で使われる彩色を手伝ったことがあるという[4]。
小学校時代にちばてつやの『ハリスの旋風』を読んで、漫画家を志すようになる。ボクシングは大好きであったが、尊敬するちばてつやがボクシング漫画を描いていたので、その分野は避けていたという。
デビュー後に連載した『一矢NOW』と『シグナルブルー』の2作品が相次いで打ち切りに遭う。いずれも編集サイドの意向を汲んで、いわば妥協の形でスタートさせた作品だっただけに、ショックも大きかったという。すでに妻子持ちで生活も苦しい状況でこれが駄目なら漫画家をやめようと決意し、本当に自分の好きな分野の作品を描こうとボクシングを題材とした『はじめの一歩』を執筆するきっかけになった。
ボクシングジム「JB SPORTSボクシングジム」のオーナーでもあり、現在は会長も兼任している。大の釣り好きで、週に一日は趣味に費やす日を確保するという。
同じマガジン連載の『もう、しませんから。』およびその続編『ちょっと盛りました。』では作者の西本英雄をいじめる傍若無人な人物として描かれている。森川は同作品4巻のカバーイラストも描いている。
近年から[いつ?]『マガジン』誌上での巻末コメントは川柳となっている。
埼玉県立戸田翔陽高等学校の校章をデザインした[5]。
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