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1883年(明治16年)、士族・白山辰右衛門の長男・白山斉明が日本橋人形町で眼鏡の製造・販売業「白山(しらやま)眼鏡店」を立ち上げたことに始まる。1947年に株式会社白山堂眼鏡店を設立。1949年に西武百貨店(現・そごう西武)と取引契約(業務提携)を結ぶ。1950年、視力測定器を日本で初めてアメリカ合衆国から輸入。
1954年、東京眼鏡光器(愛称・東京メガネ)を設立。1957年にそごう(現・そごう西武)とも業務提携を実施。1958年からコンタクトレンズの販売開始。1960年に現在の社名「株式会社東京メガネ」となる。その後1967年に日本の眼鏡メーカーとして史上初(日本の小売業全体でも4番目)の国外進出(香港)を発表、翌1968年に香港1号店をオープンした。
1975年、日本初のコンピュータ視力測定器を導入、1986年にスポーツビジョンセンターを開設するなど、日本の眼鏡製造店として初の試みを数多く展開するほか、国内大手百貨店との販売提携、国外店舗強化などを図る。
「メガネは顔の一部です」をキャッチフレーズにテレビCMを流していた。同キャッチフレーズは流行し、赤塚不二夫の漫画作品『花ちゃん寝る』でもネタにされている[2]。
2022年11月現在、国内21店舗、海外3店舗(クアラルンプール(マレーシア)、バンコク(タイ)、ホーチミン(ベトナム))が営業中。
本社内の一部スペースをミュージアムとし、東京メガネが長年かけて収集した数百点ものアンティーク眼鏡、ケース、補聴器、光学器類の中から厳選したコレクションを展示している。施設の見学については事前に要予約[注 1]。個人・学校・企業・団体など問わず。スタッフによるガイドが随行する。
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