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日本の愛媛県宇摩郡にあった村 ウィキペディアから
新立村(しんりつむら)は、愛媛県の東予地方の宇摩郡にあった村。1954年(昭和29年)に上山村との2村の合併により新宮村となり、自治体としては消滅した。その後、新宮村は平成の大合併で四国中央市となり、現在に至っている。四国山地の山中、高知県境に位置する。
四国山地の山中、南を笹ヶ峰など1000m級の山々で高知県と接する。北の川之江との間には700 - 800m級の山地が横たわっている。銅山川流域で、支流の馬立川が高知県境に源流を発し、北流し新宮で銅山川に合流し、東隣の上山村に流れ込む。馬立川の左右に小規模な集落が点在する。現在では、高知自動車道が南北に縦貫し、馬立に馬立パーキングエリアが設置されている。
中世
江戸時代
統治者はめまぐるしく変遷を遂げている。当地は江戸時代には四国山地を南北に縦貫する土佐街道が通り、主要交通ルートであった。街道を土佐藩山内氏が参勤交代に用い、馬立に本陣を構えていた。文政年間頃、和紙の生産が始まったとされる。また、明治時代まで馬立・新瀬川では木地師が木製品を製造していた。
明治以降
新立村の系譜 (町村制実施以前の村) (明治期) (昭和の合併) (平成の合併) 町村制施行時 新宮 ━━━━┓ 昭和29年3月31日 新瀬川 ━━━━╋━━新立村━━━━━┓ 合併 馬立 ━━━━┛ ┣━ 新宮村━━━━━━┓平成16年4月1日 上山村━━━━━┛ ┃新設合併 ┣四国中央市 川之江市━━━━━━━┫ 伊予三島市━━━━━━┫ 土居町━━━━━━━━┛ (注記)新立村以外の合併以前の系譜はそれぞれの市町村の記事を参照のこと。
明治の合併前の旧3箇村がそのまま大字となった。
昭和の合併により新宮村となってからも同様。
平成の合併により四国中央市になってからは、大字を省き、「村」を「町」に変更する。
古くは、土佐街道があった。
鉄道はなし。最寄り駅は川之江駅。
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