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1953-, 漫画家。本名は島田好晴。 ウィキペディアから
新田 たつお(にった たつお、1953年(昭和28年)10月25日 - )は、日本の漫画家。本名・島田 好晴(しまだ よしはる)[1]。大阪府出身。奈良芸術短期大学卒業。血液型B型。
少年時代、少年誌に投稿を行い、何度か入選している。高校在学時に『週刊少年サンデー』に掲載された「母と子の詩」でデビュー[1]。短大卒業後、中学校の美術教師を経て、漫画家となる。
1975年に上京し、『月刊少年マガジン』(講談社)に掲載された「台所の鬼」で再デビュー[1]。「新田たつお」というペンネームは元々、友人の名前で、『台所の鬼』の執筆でペンネームとして使用した際、そのままデビューが決まってしまったため、以降もその名をペンネームとして使用している。
初期に手掛けた作品はナンセンスギャグ一辺倒で、初期の代表作『怪人アッカーマン』は下世話な風刺ギャグと破壊的なSFパロディでカルト的な人気があった。最初のヒット作で映画化もされた『ビッグマグナム 黒岩先生』あたりからシリアスなアクションが増え、以降も『こちら凡人組』などのヒットを飛ばす。
1989年に連載を開始した『静かなるドン』では、シリアスなストーリーにギャグを織り交ぜた独特の作品スタイルを確立。同作はベストセラーとなり、映画化、テレビドラマ化、オリジナルビデオ化され、単行本も全108巻と大長編連載となった。
初期から風刺ギャグを得意としていたが、『静かなるドン』以降は更に社会風刺性が強くなり、シリアス一辺倒となった作品もある。主人公は、3枚目あるいは2枚目半の小柄で小太り体型で、二面性を持つ者が多いが、中には2枚目的でスマートな事もある。
妻は漫画家の笹生那実。2020年、漫画家の山下和美が進めていた、東京都世田谷区豪徳寺の洋館(旧尾崎行雄邸)保存運動を笹生から知り、夫妻で協力した[2][3]。
ほか多数
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