後免駅
高知県南国市にある四国旅客鉄道・土佐くろしお鉄道の駅 ウィキペディアから
高知県南国市にある四国旅客鉄道・土佐くろしお鉄道の駅 ウィキペディアから
後免駅(ごめんえき)は、高知県南国市駅前町二丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)・土佐くろしお鉄道(TKT)の駅。南国市の代表駅である。
後免駅 | |
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南口(2007年11月) | |
ごめん Gomen | |
所在地 | 高知県南国市駅前町二丁目4-104 |
所属事業者 |
四国旅客鉄道(JR四国) 土佐くろしお鉄道(TKT) |
電報略号 | メン |
駅構造 | 地上駅(橋上駅[1]) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,815人/日(降車客含まず) -2022年- |
乗降人員 -統計年度- |
3,412人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)12月5日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■土讃線(JR四国) |
駅番号 | ○D40 |
キロ程 | 116.2 km(多度津起点) |
所属路線 | ■ごめん・なはり線(TKT) |
駅番号 | ○GN40 |
キロ程 | 0.0 km(後免起点) |
備考 |
共同使用駅(JR四国の管轄駅) 直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
南国市の代表駅で、JR四国と土佐くろしお鉄道が構内を共用する共同使用駅であるが、駅の管轄はJR四国が全面的に行なっている。
JR四国の土讃線と、土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線が乗り入れる。ごめん・なはり線は当駅が起点であるが、一部列車は土讃線に直通運転を実施しており高知駅まで乗り入れている。駅番号は、JR四国が「D40」、土佐くろしお鉄道が「GN40」である。
1926年から1974年までは、当駅には土佐電気鉄道の安芸線が発着していた。同線は国鉄阿佐線(牟岐駅 - 後免駅)の建設促進を名目とし、日本鉄道建設公団への用地売却による赤字解消を目的として1974年に廃線となった。
その後、日本国有鉄道経営再建促進特別措置法施行によって阿佐線の工事は凍結されたが、第三セクター鉄道の土佐くろしお鉄道が西部側の工事を継承し、2002年に同社のごめん・なはり線として開業した。
駅名は駅設置当時、駅周辺が長岡郡後免町に属していたことに因んでいるが、1959年に後免町その他の合併により南国市が発足した後も改称されていない。
交換・待避設備を備えた島式ホーム2面4線のホームを持ち、橋上駅舎を有する地上駅である[1]。当初は出入口が現在の南口1箇所だけであったが、2003年5月に北口が新設された。
ホーム番号は0番線から3番線までとなっており[注釈 1]、土讃線は1 - 3番線、土佐くろしお鉄道は0・1番線を使用する[注釈 2]。また、2番線が上下本線の一線スルー配線となっているが[注釈 3]、土讃線と土佐くろしお鉄道の直通が1番線しか対応していないことによるダイヤの制約もあり、発着番線は一定していない。
土佐くろしお鉄道の一部の列車は高知駅まで乗り入れるため、当駅でJRの列車との分割・併合が行われる。なお、ごめん・なはり線は伊尾木駅付近およびのいち駅 - よしかわ駅間を除く全線にわたり高架構造となっているが、当駅の直前で土讃線に並行して地上構造の当駅に接続している。
JR四国の駅長配置駅。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2013年 | 2,012 |
2014年 | 1,948 |
2015年 | 1,945 |
2016年 | 1,897 |
2017年 | 1,931 |
2018年 | 1,970 |
2019年 | 1,892 |
2020年 | 1,656 |
2021年 | 1,706 |
2022年 | 1,815 |
「後免駅前」停留所にて、南国市コミュニティバスの路線が発着する。
名称は「ごめん えきお君」。やなせたかしがデザイン。駅員の服装の男の子で、衣装のデザインは奈半利駅のキャラクター「なは りこちゃん」とお揃いとなっており、帽子には「GOMEN」と記載されている。
このキャラクターのモニュメントは、0・1番ホームの横に設置されている。また、このモニュメントに隣接してアンパンマンの石像と後免駅の歌である「ごめん駅でごめん」(作詞:やなせたかし、作曲:近藤浩章)の歌碑が設置されている[注釈 4]。また、バップが発売する『いいなぁ安芸(アキ)』(2003年発売)というアルバムに「ごめん駅でごめん」の曲が収録されている[8][9](編曲:近藤浩章、歌:岡崎裕美、声:やなせたかし)。「ごめん駅でごめん」の歌詞は駅名の「後免」と謝罪の意を表す日本語の感動詞「ごめん」を語呂合わせしたものである。
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