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「小麦色のマーメイド」(こむぎいろのマーメイド)は、1982年7月21日にCBS・ソニーからリリースされた松田聖子の10枚目のシングル[2]。規格品番:07SH 1188(EP盤)。2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。
「小麦色のマーメイド」に関して、出来上がった曲を聴いたプロデューサー・若松宗雄は、サビのメロディーにもっと広がりが欲しいと注文したが、作曲・編曲を手がけた呉田軽穂と松任谷正隆は、このままで行きたいと主張した。結局、松任谷サイドの意見が採用されたが、結果的に大人っぽい楽曲に仕上がり成功したと若松は後に語っている。
歌唱時の振付として、「WINK WINK WINK」と繰り返すブリッジ部分の歌詞に倣い、3回目の「WINK」に合わせてカメラに向かってウィンクをすることがある。
歌詞中の「裸足のマーメイド」について、足がないはずの人魚が「裸足」とはどういうことか、という質問が多く寄せられた。作詞の松本はこれに対するメッセージを『ザ・ベストテン』(TBS)に寄せ、「ビートルズの曲に『第八の日』という実際に存在しない曜日のことを歌ったものがある。それと同じように、実際には人魚は存在しないけれど、歌は存在しないものを歌うこともある。歌の中の彼女は、自分が人魚みたいだとイメージしているのだ」という趣旨の返答をしている[3][4]。
『ザ・トップテン』(日本テレビ)では、飛行機に乗る直前ということで、中継先の大阪国際空港にて日本航空のカウンター前で歌ったことがある。
全作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂(松任谷由実)/編曲:松任谷正隆
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