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塩塚高原(しおづかこうげん)は、徳島県三好市山城町と愛媛県四国中央市新宮町の境界に位置する標高1,043mの塩塚峰に広がる高原。徳島県観光協会・徳島新聞社選定とくしま88景。
塩塚高原は近年まで地元農家に茅肥採取地として活用されていた。良質な茅肥を守るための野焼きが現在も行われている。数少ない観光型里山の一つとも言える。塩塚はもともと愛媛での呼称で、徳島ではドウメキ山と呼ばれていたようである。春は野焼き(山焼き)、夏から秋にかけてはパラグライダー、キャンプ、ススキが、また夜遅くには満天の星が観賞出来ることでも有名。
塩塚峰を挟んで、高原の北側に三好市の塩塚高原キャンプ場、西側に四国中央市の霧の高原、東側に三好市の塩塚高原展望台がある。高原内の施設を利用することにより、キャンプ、オートキャンプ、パラグライダー、サイクリング等が可能である。
4輪バギー、スカイコースター、草ソリゲレンデ、ビームライフル、ヘラクレスの冒険砦、ちびっこじゃぶじゃぶ池、クライミングウォールなどがある。
山頂へのアクセスルートは大きく分けて6通りあるが、嵯峨野ルートと平野ルートが一般的である。 嵯峨野ルートと平野ルートは塩塚高原キャンプ場付近で、新瀬川ルートと尾又ルートは塩塚高原展望台の東で合流する。 嵯峨野ルートと平野ルートは高原から遠く離れていない場所に民家があり、三好市と四国中央市がそれぞれ道路改良を進めている。尾又ルートは仏子谷川沿いの道路幅員が主要2ルートほど広くはない。
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