四極真空管(よんきょくしんくうかん、以後、四極管と略す)は、4つのアクティブ電極を持つ真空管で、4つの電極は上面中央から見て外側に向かって順に、熱電子カソード、1番目のグリッド(制御グリッド)、2番目のグリッド(スクリーン・グリッド)、プレート(アノード)である[1]。四極管にはいくつかの種類があるが、最も一般的なものはスクリーン・グリッド管とビーム四極管である。その他の四極管では、グリッドの1つが制御グリッドであり、もう1つのグリッドをどう機能させるかという設計意図によってさまざまな働きをする四極管が登場する。