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日本神話に登場する神。十七世神の初代。国津神。 ウィキペディアから
八島士奴美神 | |
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十七世神 第一代 | |
次代 | 布波能母遅久奴須奴神 |
神祇 | 国津神 |
全名 | 八島士奴美神(ヤシマジヌミノカミ) |
別名 | 八嶋士奴美神、清之湯山主三名狹漏彦八嶋、篠清之繁名坂軽彦八嶋手命、清之湯山主三名狹漏彦八嶋野、八島篠見神、蘇我能由夜麻奴斯弥那佐牟留比古夜斯麻斯奴 |
神格 | 国土神 |
父 | 須佐之男命 |
母 | 櫛名田比売 |
配偶者 | 木花知流比売 |
子 | 布波能母遅久奴須奴神 |
神社 | 八坂神社 等 |
記紀等 | 古事記、日本書紀 |
『古事記』において、八島士奴美神から遠津山岬多良斯神まで十五柱を指す十七世神(とおまりななよのかみ)の初代とされる。須佐之男命の子である国津神。大年神や宇迦之御魂神の異母兄にあたる。
『日本書紀』においては清之湯山主三名狭漏彦八嶋篠(スガノユヤマヌシミナサルヒコヤシマシノ)、清之繁名坂軽彦八嶋手命(スガノユイナサカカルヒコヤシマデ)、清之湯山主三名狭漏彦八嶋野(スガノユヤマヌシミナサルヒコヤシマノ)などの名称で記述されている。
『先代旧事本紀』では八島士奴美神の別名を大己貴神とし、粟鹿神社の書物『粟鹿大明神元記』では蘇我能由夜麻奴斯弥那佐牟留比古夜斯麻斯奴(ソガノユヤマヌシミナサムルヒコヤシマシヌ)と記述されている。
「八島」は「多くの島々」、「士」は「知」(領有する)、「奴」は「主」、「美」は「神霊」と解し、名義は「多くの島々を領有する主の神霊」と考えられる[1]。
伊邪那岐命の子須佐之男命が、大山津見神の子の手名椎・足名椎の娘である櫛名田比売を娶って生んだ子で、大山津見神の娘木花知流比売を娶って布波能母遅久奴須奴神を生んだ。
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