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全日本アマチュア本因坊戦(ぜんにほんアマチュアほんいんぼうせん)は、囲碁のアマチュア棋戦の一つ。略してアマ本因坊戦とも言う。1955年から開催。各回次の呼び名は「第○回全日本アマチュア本因坊決定戦」で、将棋の全日本アマチュア名人戦とともに伝統あるアマチュア最高峰の棋戦。2024年で70回を迎える[1][2]。
全日本アマチュア本因坊戦 | |
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アマチュア棋戦 | |
正式名称 | 全日本アマチュア本因坊決定戦 |
概要 | |
主催 | 毎日新聞社、日本棋院 |
後援 | 関西棋院 |
協賛 | 広島アルミニウム工業、フマキラー、スターツグループ |
持ち時間 | 40分 |
秒読み | 使い切りで1手30秒 |
開催時期 | 8月(全国大会) |
記録 | |
現アマ本因坊 | 大関稔(第70回) |
優勝者はアマチュア本因坊(アマ本因坊)の称号が与え、プロ本因坊保持者との対抗戦の出場権。都道府県予選優勝者は(都道府県)本因坊などと呼ばれる。決定戦のベスト8は、プロ棋戦の阿含・桐山杯に出場できる[3]。
全国21地区で開催される地区予選を勝ち抜いた地区代表選手と招待選手が出場する。招待選手は、前期優勝者、名誉アマ本因坊、全日本学生本因坊戦、全日本女子学生本因坊決定戦、ジュニア本因坊戦の優勝者など。 59期までは各都道府県の予選を勝ち抜いた都道府県代表選手と、招待選手が出場した。招待選手は、過去の優勝者、全日本女流アマチュア囲碁選手権大会、全日本学生本因坊戦、全日本女子学生本因坊決定戦、少年少女囲碁大会の優勝者など。
第40回大会から招待選手を増やし、2敗者失格の予選リーグを勝ち抜いた選手による本戦トーナメントを行う方式となった。
2010年、過去4回以上の優勝者に名誉アマチュア本因坊の称号が贈られた。主催の毎日新聞社より菊池康郎、原田実、三浦浩、中園清三、平田博則の5名が顕彰を受けた。2018年平岡[5]、24年大関も名誉アマ本因坊資格を得た。
1963年からプロアマ本因坊対抗戦が毎年行われ、プロは本因坊戦優勝者、アマは本棋戦の優勝者が出場する。1995年からは東京・池袋のサンシャインシティで開催されている。これは1995年のアマ本因坊であった中園清三がサンシャインに勤務していた縁で毎年、ここで開催されることになったものである[6]。
手合割はアマの2子から始まり、前年の結果によって変動する。過去には、アマ先3目半コミもらいから3子までの間が行われた。
過去の対戦成績(左がアマ本因坊)
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