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2015年のスペインのブラック・コメディ映画 ウィキペディアから
『ロープ 戦場の生命線』 (ロープ せんじょうのせいめいせん、A Perfect Day)は、2015年のスペインのブラック・コメディ映画。脚本・監督はフェルナンド・レオン・デ・アラノア。パウラ・ファリアスの小説『Dejarse Llover』を原作としている[2]。
ロープ 戦場の生命線 | |
---|---|
A Perfect Day | |
監督 | フェルナンド・レオン・デ・アラノア |
脚本 |
フェルナンド・レオン・デ・アラノア ディエゴ・ファリアス |
原作 |
パウラ・ファリアス 『Dejarse Llover』 |
製作 |
フェルナンド・レオン・デ・アラノア ジャウマ・ロウレス |
製作総指揮 |
パトリシア・デ・ムンス ハビエル・メンデス |
出演者 |
ベニチオ・デル・トロ オルガ・キュリレンコ ティム・ロビンス メラニー・ティエリー |
音楽 | アルナウ・バタリェル |
撮影 | アレックス・カタラン |
編集 | ナチョ・ルイス・カピリャス |
製作会社 |
メディアプロ レポサド・プロドゥクシオネス TVE |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ レスペ |
公開 |
2015年5月16日(カンヌ) 2015年8月26日 2018年2月10日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | スペイン |
言語 |
英語 セルビア・クロアチア語 スペイン語 ルーマニア語 |
製作費 | €10,000,000 |
興行収入 | $1,711,475[1] |
レオン・デ・アラノア監督による初の英語作品である。1995年、ユーゴスラビア紛争停戦直後の「バルカン半島のどこか」を舞台としている。
2015年のカンヌ国際映画祭では監督週間に正式出品され[3][4]、主演のベニチオ・デル・トロはサラエヴォ映画祭で生涯功労賞を受賞した[5]。Rotten Tomatoesでは71%の評価[6]、Metacriticでは59点の評価[7]をそれぞれ得た。
1995年、停戦直後のバルカン半島。ある村で井戸に死体が投げ込まれ生活用水が汚染されてしまう。それは水の密売ビジネスを企む犯罪組織の仕業だった。国籍も年齢もバラバラの5人で構成される国際援助活動家“国境なき水と衛生管理団”は、死体の引き上げを試みるが、運悪くロープが切れてしまう。やむなく、武装集団が徘徊し、あちこちに地雷が埋まる危険地帯を、1本のロープを求めてさまようが、村の売店でも、国境警備の兵士にもことごとく断られ、なかなかロープを手に入れることができない。そんな中、一人の少年との出会いがきっかけで、衝撃の真実と向き合うことになる……。[8]。
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