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ロシアの都市 ウィキペディアから
レニノゴルスク(ロシア語、タタール語: Лениного́рск、ラテン文字表記の例: Leninogorsk)はロシアのタタールスタン共和国南東部にある都市。人口は6万993人(2021年)[1]。共和国の首都カザンからは南東へ322km。
石油資源の埋蔵量が多いブグリマ=ベレベーイ丘陵に位置し、周囲にはアリメチエフスク、ブグリマ、アズナカエヴォ、バヴルィなどの石油工業都市や古い町が散在する。
レニノゴルスクの場所は、1940年代まではノヴァヤ・ピスミャンカ(Новая Письмянка、タタール語で「ピスモ」という村の近くにできた新たな村)という村であり、19世紀ころからの農村であった。1948年に近隣で油田(ロマシキノ油田、ヴォルガ・ウラル地域でも最大の油田)が発見され、石油採掘の労働者集落が建設され始めた。ノヴァヤ・ピスミャンカ労働者集落とノヴァヤ・ピスミャンカ村は共に成長し、1955年には市の地位を得て地区の中心都市になった。新たに市名となったレニノゴルスクはこの地の歴史には関係なく、十月革命の指導者ウラジーミル・レーニンにちなんだものである(ロシア語で「レーニンの山の町」)。
今日では、タタールスタンにおける原油採掘と精製の中心的な町である。主な企業は石油会社レニノゴルスクネフチで、その他関連産業や、機械産業、建材業、食品産業なども集まる。アグルィズ=アクバシュ間の鉄道のピスミャンカ駅が市内にあり、タタールスタンやロシアの他の場所と鉄道でつながっている。
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