ラクイラ地震
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ラクイラ地震 (terremoto dell'Aquila) は、2009年1月から4月にかけてイタリア アブルッツォ州 ラクイラ県のラクイラ付近で発生した群発地震、およびその終盤の4月6日3時32分(中央ヨーロッパ夏時間、JST-7)に発生したマグニチュード6.3の地震のこと[3]。同年4月30日までに300人以上の死亡が確認されており[4]、6万人以上が家を失って避難生活を強いられた。アブルッツォ・ラーツィオ地震 (terremoto di Abruzzo e Lazio) とも呼ばれ、日本のマスメディアでは専らイタリア中部地震の呼称を用いている。[5]
概要 ラクイラ地震, 本震 ...
ラクイラ地震 | |
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地震で破壊された建物 | |
震源の位置(USGS) | |
本震 | |
発生日 | 2009年4月6日 |
発生時刻 |
1時32分39秒 (UTC) 3時32分39秒 (CEST) 10時32分39秒 (JST) |
震央 |
イタリア アブルッツォ州 ラクイラ県 ラクイラ付近 北緯42度20分2.4秒 東経13度20分2.4秒 (北緯42.334度 東経13.334度 / 42.334; 13.334) |
震源の深さ | 8.8 km |
規模 | モーメントマグニチュード (Mw)6.3 |
最大震度 | 改正メルカリ震度VIII〜IX:ラクイラ |
地震の種類 | 直下型地震、正断層型 |
余震 | |
最大余震 | 4月7日17時47分 (UTC) M5.6 |
被害 | |
死傷者数 | 死者:308人[1][2] |
被害地域 | ラクイラを中心とするアブルッツォ州 |
出典:特に注記がない場合はUSGSによる。 | |
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 | |
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イタリアでは1980年11月23日のカンパニア州イルピニアの地震 (M6.9) 以来という大きな被害をもたらした。この地域はユーラシアプレートとアフリカプレートが衝突しており、地震が発生しやすい。