モノセントリック染色体(モノセントリックせんしょくたい、英: monocentric chromosome)はセントロメアを1つだけ持つ染色体を指し、こうした染色体ではその部分で細いくびれが形成される。
複製されたモノセントリック染色体。②がセントロメアであり、2つの姉妹染色分体を連結している領域である。有糸分裂の前期に、セントロメアに形成されるキネトコアが染色体を紡錘糸に接着する。
植物や動物のモノセントリック染色体のセントロメアは、高度な反復配列からなるDNA領域に形成されるのが一般的である[1]。