ムグラ
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この項目では、雑草を意味する一般的な用法について説明しています。鎌倉時代の文学作品については「むぐら」をご覧ください。 |
ムグラ(葎)は、密生し藪をつくる草。荒地や湿地などに雑草として生える。ウグラ、モグラとも。
茎に刺が生えているものが多い(トゲナシムグラのような例外もある)。種子には鉤状の小刺があり、ひっつき虫となる。
アカネ科アカネ亜科フタバムグラ属を中心に近縁の数属に、ムグラを和名に含む種がある。ただし、特定のタクソンや系統を指す言葉ではなく、たとえばフタバムグラ属にはほかにキヌタソウ類やカワラマツバ類も含まれる。またカナムグラはアカネ科ではない。
人が訪れず荒れ果てたさまを表すのにムグラの言葉が使われる。