ブルガリア帝国
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ブルガリア帝国(ブルガリアていこく)は、現在のブルガリアを中心にバルカン半島の東部を支配したブルガリア人の帝国である。
概要 ブルガリアの歴史 ...
ブルガリアの歴史 | |
---|---|
![]() この記事はシリーズの一部です。 | |
オドリュサイ王国(460 BC-46 AD) | |
トラキア | |
大ブルガリア(632-668) | |
第一次ブルガリア帝国(681-1018) | |
第二次ブルガリア帝国(1185-1396) | |
オスマン時代(1396-1878) | |
民族覚醒(1762-1878) | |
ブルガリア公国(1878-1908) | |
ブルガリア王国(1908-1946) | |
ブルガリア人民共和国(1946-1990) | |
ブルガリア共和国(1990-現在) | |
ブルガリア ポータル |
閉じる
原住地の中央アジア西部を経てアゾフ海沿岸付近の広大な草原地帯から移住してきたテュルク系遊牧民のブルガール人によって建設された第一次ブルガリア帝国(681年 - 1018年)のもとでキリスト教を受け入れ、支配者のブルガール人と現地の南スラヴ人とが一体化してブルガリア人を形成、第二次ブルガリア帝国(1185年 - 1396年)のもとではイヴァン・アセン2世の時代に最大版図を実現したが、14世紀にオスマン帝国の度重なる侵略を受け、同世紀の終わりまでに併合し尽くされて消滅した。
19世紀にオスマン帝国から独立して成立したブルガリア王国も1908年から1946年までの君主制時代にツァーリを君主の正式な称号とし、ブルガリア帝国と呼ばれることもある。