ファミリーコンピュータ
任天堂の家庭用ゲーム機 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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「ファミコン」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「ファミコン (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ファミリーコンピュータ(Family Computer)[注釈 4]は、任天堂より1983年7月15日[3][4][注釈 5]に発売された家庭用ゲーム機[7]。日本国内での略称・略記はファミコン(Famicom)、FC。当時の発売価格は14,800円[6][8]。
概要 メーカー, 種別 ...
メーカー | 任天堂 |
---|---|
種別 | 据置型ゲーム機 |
世代 | 第3世代 |
発売日 |
1983年7月15日 1985年10月18日 1986年2月 1986年9月1日 1986年 1987年 1987年 1987年 1989年 ※欧米ではNintendo Entertainment System、韓国では北米版NESをベースとしたHyundai Comboyとして発売された。タイでは、任天堂からライセンスを受けたFamily FR202が発売された。 |
CPU |
リコー製RP2A03 (Ricoh 2A03) |
対応メディア |
ロムカセット クイックディスク (ディスクシステム) コンパクトカセット (スタディボックス) (ファミリーベーシック) |
対応ストレージ |
任天堂公式では、コンパクトカセット[注釈 1]とディスクカード[注釈 2]がある。カセット内部に実装された、バッテリーバックアップ EEPROM[注釈 3]やターボファイルのような15ピン拡張コネクタを利用したサードパーティーによるものがある。 |
コントローラ入力 | ケーブル接続、15ピン拡張コネクタによる接続 |
外部接続 | 15ピン拡張コネクタ |
オンラインサービス |
ファミリーコンピュータ ネットワークシステム |
売上台数 |
1,935万台[1] 3,400万台[1] 6,191万台[1] |
最高売上ソフト |
スーパーマリオブラザーズ /681万本[2] スーパーマリオブラザーズ /4,024万本[2] |
互換ハードウェア |
AV仕様ファミリーコンピュータ ファミコンテレビC1 ツインファミコン 編集ファミコン |
前世代ハードウェア | カラーテレビゲーム15 |
次世代ハードウェア | スーパーファミコン |
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携帯型ゲーム機のゲーム&ウオッチを国内外で発売し40億円の利益を出して事業を成功させた任天堂が、その利益を投入して開発した。同時代に発売されたゲーム機の中で最多出荷台数を記録し、日本において家庭用ゲーム機およびゲームソフトを販売する店を「ファミコンショップ」と呼称する[9]など商標の普通名称化がされるほど一般に認知され、出版や音楽などの他業種にも影響を与えた。
日本国外では中華民国(台湾)、香港でも一部を現地仕様に合わせた上で発売された。一方で北米のアメリカ合衆国及びカナダ、ヨーロッパのEC加盟諸国(当時)、オーストラリア、韓国[注釈 6]では主要部分の仕様が同一の“Nintendo Entertainment System”(ニンテンドーエンターテインメントシステム、略称:NES)として発売された[注釈 7]。
2003年に本体出荷は完了したが、一部のゲームソフトは後継ゲーム機にて復刻されている(#復刻版参照)。