パーツヨキ川
ウィキペディアから
ウィキペディアから
パーツヨキ川(パーツヨキがわ、フィンランド語: Paatsjoki、スコルト・サーミ語: Paaččjokk、北部サーミ語: Báhčaveaijohka、ノルウェー語: Pasvikelva、スウェーデン語: Pasvik älv、ロシア語: Паз もしくは Патсойоки)は、フィンランドとノルウェー、ロシアを流れる河川。1944年の継続戦争終結以来、ノルウェーとロシアの国境となっている[1]。フィンランド語の「joki」は「川」の意味であるため、重言を避けるためにパーツ川と呼ばれることもある。
フィンランドのイナリ湖に源を発し、ノルウェーとロシアを経てキルケネス近くのベクフィヨルドにそそぎ、ヴァランゲルフィヨルドからバレンツ海に至る。全長145km、流域面積は1万8404平方km。川沿いに立地する一連の水力発電施設は、パーツヨキ川水力発電所である[1]。
沿岸には広大なヨーロッパアカマツの森林と湿地があり、ヒシクイ、スズガモ、コホオアカ、ヒグマ、ユーラシアカワウソなどの繁殖地と生息地となっている。流域の一部は1996年にラムサール条約登録地となった[2]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.