ナイト・パッセージ
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『ナイト・パッセージ』(Night Passage、直訳は「夜道」)は、アメリカのエレクトリック・ジャズ・バンド、ウェザー・リポートの9枚目のスタジオアルバム。1980年に発表された。
概要 『ナイト・パッセージ』, ウェザー・リポート の スタジオ・アルバム ...
『ナイト・パッセージ』 | ||||
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ウェザー・リポート の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1980年7月12-13日、ロサンゼルス・コンプレックス・スタジオ 1980年6月29日、大阪フェスティバルホール | |||
ジャンル | フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | ARC/コロムビア | |||
プロデュース |
ジョー・ザヴィヌル ジャコ・パストリアス | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ウェザー・リポート アルバム 年表 | ||||
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ほとんどの収録曲は1980年7月にロサンゼルスのコンプレックス・スタジオにて2日間で録音されている。そのうち2曲は、クインシー・ジョーンズなど音楽業界人も含め250人のオーディエンスをスタジオに招き入れ、ライブ形式で録音したものである[1]。「マダガスカル」のみ、同年6月に大阪フェスティバルホールで行ったライブ演奏を収録している。パーカッションのロバート・トーマス・ジュニアは、このアルバムから新メンバーとして参加した。
『ナイト・パッセージ』では、これまでのアルバムで聴くことができた(特に1978年の『ミスター・ゴーン』で最も顕著だった)、楽器を何重にも重ねて録音するという手法をやめている。その結果、古典的なジャズの伝統にのっとった単独での即興演奏が前面に出てくることになった。
なお、「スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット」はその後、ジャコ・パストリアスのソロ・アルバム『ワード・オブ・マウス』でも再びレコーディングされた。