ソユーズ34号
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ソユーズ34号(Soyuz 34、ロシア語: Союз 34)は、1979年に行われ、サリュート6号を目指したソビエト連邦の無人宇宙飛行である[1]。ソユーズ33号がエンジンの故障に陥った後、サリュート6号の乗組員に対し信頼性のある帰還船を提供するために行われた。
概要 COSPAR ID, 任務期間 ...
COSPAR ID | 1979-049A |
---|---|
任務期間 | 73日18時1645秒 |
周回数 | ~1,200 |
特性 | |
宇宙機種別 | ソユーズ7K-T |
製造者 | NPOエネルギア |
打ち上げ時重量 | 6,800 kg |
乗員 | |
着陸 | ウラジーミル・リャホフ ワレリー・リューミン |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 1979年6月6日 18:12:41(UTC) |
ロケット | ソユーズU |
打上げ場所 | バイコヌール宇宙基地31番射点 |
任務終了 | |
着陸日 | 1979年8月19日 12:29:26(UTC) |
着陸地点 | ジェズカズガン北西295km |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
近点高度 | 199 km |
遠点高度 | 271.5 km |
傾斜角 | 51.62° |
軌道周期 | 88.91分 |
閉じる
ソユーズ33号の失敗の結果、ソユーズのエンジンを再設計し、またウラジーミル・リャホフとワレリー・リューミンをサリュート6号に運んだソユーズ32号はソユーズ33号と同じエンジンを積んでいたため、無人で地球に戻すことが決定された。ソユーズ34号は、打上げから73日後に乗組員を無事地球に帰還させた。