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ロシアの州 ウィキペディアから
スヴェルドロフスク州(スヴェルドロフスクしゅう、Свердловская область; Sverdlovsk Oblast)はロシア連邦中央部の州(オーブラスチ)。ウラル連邦管区に含まれる。州都はエカテリンブルク。州名は革命家のヤーコフ・スヴェルドロフに由来する。
国歌 | 不明 |
---|---|
公用語 | ロシア語 |
首府 | エカテリンブルク |
スヴェルドロフスク州知事 | エフゲニー・クイヴァシェフ |
構成体種別 | 州 |
連邦管区 | ウラル |
経済地区 | ウラル |
面積 - 総計 | 国内第17位 194,307km2 |
人口(2021年国勢調査) - 総計 - 人口密度 - 都市/地方比率 | 国内第5位 4,268,998人 21.97人/km2 85.8% : 14.2% |
時間帯 | UTC +5(DST: なし)エカテリンブルク時間 |
ISO 3166-2:RU | RU-SVE |
番号 | |
ウェブサイト | http://www.midural.ru/ |
スヴェルドロフスク州旗 | スヴェルドロフスク州紋章 |
州の大部分はウラル山脈の東麓から西シベリア平原に位置する。南西部の一部がウラル山脈の西側にのびる。西にペルミ地方、北にコミ共和国、東にハンティ・マンシ自治管区、チュメニ州、南にクルガン州、チェリャビンスク州、バシコルトスタン共和国と隣り合う。
主な川は、ウラル以東でタヴダ川、トゥラ川、ウラル以西でカマ川の支流のチュソヴァヤ川、ウファ川など。
天然資源が豊富で、鉄、銅、金、白金などの金属や石油、石綿、ボーキサイトなどを産する。
市が47、町が99、村落が1886ある。
ロシア連邦で5番目に人口の多い行政区分であり、ウラル山脈以東のロシアではもっとも人口が多い州である。人口の9割近くが都市に集中している。民族比はロシア人90.6%、タタール人3.5%、ウクライナ人0.9%、バシキール人0.8%など。
1552年にロシアがカザン・ハン国を併合し、この地域もロシアの版図に入った。天然資源に富むため、18世紀から19世紀にかけてロシアの工業の中心となった。第二次世界大戦の際には、ドイツ軍の侵攻から守るために、ロシア西部から多くの工場がここに移された。
第二次世界大戦後、収容地区(グラーグ)が設置され、シベリア抑留を受けた日本人捕虜が移送されてきた。収容地区(所在地)は第153収容地区(スーホイログ)、第314収容地区(ウラル)、第435収容地区(スヴェルドロフスク)、第531収容地区(ゼリョヌイボル)[1]。
歴代知事は以下の通り。
ロシアの鉄鋼業の12%がスヴェルドロフク州に集中している。鉄や銅の採掘・精錬、自動車産業、金属加工、木材加工などが盛ん。特に戦時中にコピー製造していたBMWレトロバイク風のオートバイ・サイドカーを製造するウラルモト社(旧名IMZ社)は世界的に有名。この企業の存在もあり、スヴェルドロフク州イルビト市はヨーロッパ人から「レトロバイクの聖地」として知られ、イルビト・モーターサイクル博物館、イルビト・バイクショーやレースなどオートバイ関連の多彩な催し物、施設があることでも知られている。
この地域は、エカテリンブルク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+5時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+5で夏時間がUTC+6、同年3月から2014年10月までは通年UTC+6であった)
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