スノー・ライオン (英語: Snow Lion) (チベット文字:གངས་སེང་གེ་; ワイリー方式:gangs seng ge; 中国語: 瑞獅; 拼音: ruìshī、雪獅子とも表記される) はチベット仏教に登場する神聖な動物である。スノーライオンは大胆不敵、無条件の明朗さ、東や北を示すシンボルとして使用される。スノーライオンは山から山へと飛び移り、一般にトルコ石のような青いたてがみを持った白い姿で描かれることが多い。
スノーライオンは東に位置し、無条件の明朗さ、疑心からの解放、明確さ、正確さを表す。スノーライオンはその体に優美と尊厳を有し、その心は同調する。スノーライオンは善の活力に満ち、自然な喜びの感情を有する。ブッダの座の周辺は時に8頭のスノーライオンが描かれることがあるが、この8頭のスノーライオンは
ブッダの8体の主な
菩薩を表している。
— The Four Dignities, Rudy Harderwijk [1]