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日本の東、北西太平洋海盆のなかほどの海底に位置する海台 ウィキペディアから
シャツキー海台(シャツキーかいだい、英: Shatsky Rise) は、日本の東、北西太平洋海盆[1]のなかほどの海底に位置する海台である。
シャツキー海台は、タム山塊(Tamu Massif)、シルショフ山塊(Shirshov Massif)、オリ山塊(Ori Massif) の3つで構成され[2]、南西にあるタム山塊が最も大きい。シャツキー海台の北東部にはパパニン海嶺(Papanin Ridge)が延びている[2]。21世紀になって海台の複数箇所からのサンプル採集が行われ、成分分析や年代解析が行われたが、成因は解明されていない[2]。
シャツキー海台は、3つのプレート(太平洋プレート、ファラロンプレート、イザナギプレート)の三重会合点において、ジュラ紀後期から白亜紀初期の間に形成したと仮定されている[3] 。
なお、タム山塊が地球最大の「火山」と報道されたこともあるが[4]、後の再調査によって提唱者自身が、単一の火山ではなく、海の地殻が次々に折り重なってできた巨大な地形であるという結論に達した[5]。
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