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レディー・ガガのアルバム ウィキペディアから
『ザ・フェイム』 (英: The Fame) は、アメリカ合衆国の音楽家、レディー・ガガのデビュー盤。2008年の発売開始から世界的なヒットを記録し、レディー・ガガの名を世に広く知らしめた。
『ザ・フェイム』 | ||||
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レディー・ガガ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2008年 | |||
ジャンル | ポップ・ミュージック、ダンス・ミュージック、エレクトロ・ポップ | |||
レーベル | コンライブ、インタースコープ・レコード、チェリーツリー | |||
プロデュース | レッドワン、スペース カウボーイ、ロブ・フサーリ、マーティン・キールセンバウム、ブライアン・キエラーフ、ジョシュア・M・シュワルツ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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レディー・ガガ アルバム 年表 | ||||
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『ザ・フェイム』収録のシングル | ||||
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『ザ・フェイム』は発売してからというもの数々の賞を受賞した。第52回グラミー賞では5部門にノミネートされ、その中には年間アルバム賞も含まれる。結果的にグラミーではベスト・エレクトロニック/ダンス・アルバム部門と収録シングル「ポーカー・フェイス」へのベスト・ダンス・レコーディング部門を受賞しており、ブリット・アワードでも2010年の最優秀インターナショナル・アルバム賞を受賞した。2013年[1]と2022年には『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100』の一枚として選ばれており、2023年時点でBillboard 200では年代を問わない全体の売り上げランキングで第12位にランクされている。
本作の制作が行われたのは、ブリトニー・スピアーズやプッシーキャット・ドールズなどへの楽曲提供をしつつ、ガガがアーティストとしてニューヨークのクラブを制覇しつつある頃であった。2008年1月のMTVイギリスのインタビューにて、ガガは「2年半かけてアルバム制作に取り組んでいる」と答えている[2]。レッドワン、マーティン・キールセンバウム、ロブ・フサーリなどの協力のもと制作が進められ、ガガ本人も作詞作曲に携わった[3]本作は、音楽的には80年代のシンセポップからの影響が色濃いダンス・ミュージックと位置づけられている。
収録された曲はその名の通り「富と名声」というテーマに基づいている。ガガは本作の制作意図について、「『Fame』というのは、誰もが自分を有名だと感じることがあるということ。大衆文化は芸術。大衆文化を憎んでも本物のクールさは味わえない。だから私はそれを受け入れて『ザ・フェイム』で表現した。私はあなたたち全員をパーティに招待したい。私のライフスタイルを皆にも味わって欲しいの」と解説している[3]。
本作は批評家から肯定的な評価を受けた。ガガの才能は賞賛され、歌声はグウェン・ステファニーと比較された。
本作はイギリス、カナダ、アイルランドのチャートで1位を獲得、アメリカではBillboard 200チャートで最高4位、Dance/Electronic Albumsチャートで1位になった。日本においても大ヒットを記録しており、2010年5月時点で、出荷枚数が70万枚を超えたとの報道が出された[要出典]。8月には、日本レコード協会から、75万枚以上を売り上げた作品へ贈られるトリプル・プラチナムに認定されている[4]。全世界での売上は1200万枚以上に達した。
アルバムからのカットシングル2作も世界的なヒットとなった。1枚目のシングル『ジャスト・ダンス』はアメリカのBillboard Hot 100チャートを含む6カ国のチャートで1位を獲得し、続く2作目の『ポーカー・フェイス』はほとんど全ての音楽市場で1位になった。
ガガは本作を引っさげて初のコンサート・ツアー『The Fame Ball Tour』を行った。
当初は8曲の新曲を収録した『ザ・フェイム』の再発版だったが、レディー・ガガと彼女の所属レーベルは『ザ・モンスター』は、独立したEPであると発表した。EPのデラックス版は、アルバムをまだ持たない人々のために『ザ・フェイム』のボーナス版がついている。
この節の加筆が望まれています。 |
これはカナダ、メキシコ、ヨーロッパ諸国、オーストラリアとニュージーランドで発売されたヴァージョンである。
# | タイトル | 作曲者 | 時間 |
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1. | 「ジャスト・ダンス(featuring コルビー・オドニス & エイコン)」 | レディー・ガガ、レッドワン、エイコン | |
2. | 「ラヴゲーム」 | レディー・ガガ、レッドワン | |
3. | 「パパラッチ」 | レディー・ガガ、ロブ・フサーリ | |
4. | 「ビューティフル、ダーティー、リッチ」 | レディー・ガガ、ロブ・フサーリ | |
5. | 「エイ、エイ(ナッシング・エルス・アイ・キャン・セイ)」 | レディー・ガガ、マーティン・キールセンバウム | |
6. | 「ポーカー・フェイス」 | レディー・ガガ、レッドワン | |
7. | 「ザ・フェイム」 | レディー・ガガ、マーティン・キールセンバウム | |
8. | 「マニー・ハニー」 | レディー・ガガ、レッドワン、ビラル・ハジ | |
9. | 「アゲイン・アゲイン」 | レディー・ガガ、ロブ・フサーリ | |
10. | 「ボーイズ・ボーイズ・ボーイズ」 | レディー・ガガ、レッドワン | |
11. | 「ブラウン・アイズ」 | レディー・ガガ、ロブ・フサーリ | |
12. | 「サマーボーイ」 | レディー・ガガ、ブライアン・キエラーフ、ジョシュア・M・シュワルツ | |
13. | 「アイ・ライク・イット・ラフ(カナダiTunes、メキシコ、オーストラリア・ボーナストラック)」 | レディー・ガガ、マーティン・キールセンバウム |
改訂版は変えられたトラックリストを含む。アルバムジャケットのアートワークも若干変化している。『ラヴゲーム』『パパラッチ』『ボーイズ・ボーイズ・ボーイズ』『マニー・ハニー』がリミックスされている。『スターストラック』『ペーパー・ギャングスタ』『アイ・ライク・イット・ラフ』が加えられ、『アゲイン・アゲイン』が取り除かれた。
2009年に発売されたイギリス、アイルランド版は改訂版と最初のリリースのトラックを全て含む。トラックの順序は他のヴァージョンと異なる。
地域 | リリース日 | 規格 |
---|---|---|
カナダ | 2008年8月19日 | CD、デジタル・ダウンロード |
ヨーロッパ | 2008年8月29日 | CD、デジタル・ダウンロード |
オーストラリア | 2008年9月6日 | CD、デジタル・ダウンロード |
2008年11月15日 | ||
ドイツ | 2008年9月19日 | CD、デジタル・ダウンロード |
フランス | 2008年10月13日 | CD、デジタル・ダウンロード |
アメリカ合衆国 | 2008年10月28日 | CD、LP、デジタル・ダウンロード |
イタリア | 2008年10月31日 | CD、デジタル・ダウンロード |
2009年1月30日 | CD、デジタル・ダウンロード(新ヴァージョン) | |
アイルランド | 2009年1月9日 | CD、デジタル・ダウンロード |
イギリス | 2009年1月12日 | |
スペイン | 2009年2月24日 | CD |
ブラジル | 2009年3月24日 | CD |
中国 | 2009年5月4日 | CD |
日本 | 2009年5月20日 | CD |
2009年7月22日 | CD(DVD付限定版) |
チャート | 最高 順位 |
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オーストラリア ARIA Charts[10] | 4 |
オーストリア Ö3 Austria Top 40[11] | 2 |
ブラジル ウルトラトップ50 (Flanders)[12] | 4 |
カナダ Canadian Albums Chart[13] | 1 |
Danish Albums Chart[14] | 2 |
Dutch Albums Chart | 15 |
European Top 100 Albums[15] | 3 |
Finnish Albums Chart[16] | 3 |
French Albums Chart[14] | 48 |
German Albums Chart[17] | 3 |
Greek Albums Chart[18] | 11 |
Irish Albums Chart[19] | 1 |
Italian Albums Chart[20] | 32 |
日本 オリコンチャート[21] | 6 |
Polish Albums Chart[22] | 6 |
New Zealand Albums Chart[14] | 2 |
Norway Albums Chart[23] | 4 |
Spanish Albums Chart[24] | 37 |
Swedish Albums Chart[25] | 23 |
Switzerland Albums Chart[14] | 8 |
UK Albums Chart[26] | 3 |
U.S. Billboard 200 | 2 |
U.S. Billboard Comprehensive Albums[27] | 4 |
U.S. Billboard Top Digital Albums[28] | 6 |
U.S. Billboard Top Electronic Albums[29] | 1 |
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