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サジダ(動詞、阿: سجدة, 発音 [ˈsædʒdæ(tu)])またはスジュード(名詞、阿: سُجود, [sʊˈdʒuːd]、英: SajdahまたはSujud)は、イスラームにおける礼拝姿勢の一つ[1]で、額を地に付ける平伏叩頭姿勢。
サジュダとも呼ばれる。これに由来し、礼拝時に用いる絨毯を「サッジャーダ」と呼ぶ。「サッジャーダ・ナシーン」という言葉もある[2]。立礼の場合は「ルクー」となり、膝頭を掌で包み、地面と平行になるように体を90度折る。足は揃えず、足を開いたまま礼拝する。
中東ではイスラーム以前は太陽信仰が盛んだったが、イスラームでは完全否定された。太陽はアッラーのアーヤ(徴のこと)にすぎず、太陽でなくアッラーにサジダすべきと、۩Q41章37節に書かれている[3]。
クルアーンの全114章(スーラ)のうち、マッカ啓示の計14章において、「サジダ節」と呼ばれる節が含まれている(22「巡礼」のみに2つの節が含まれるため計15ヶ所)。一般的にクルアーンの該当箇所には「۩」の記号がつけられる。
この節を耳にしたムスリムは、いつでもその場で「サジダ」を行うことを求められているという[1]。
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