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ウルトラシリーズの登場キャラクター(ウルトラ怪獣) ウィキペディアから
ゴーロン星人(ゴーロンせいじん)は、特撮テレビドラマ『ウルトラセブン』、『ウルトラファイト』、『レッドマン』に登場する、架空の宇宙人。別名は宇宙猿人。
『ウルトラセブン』第44話「恐怖の超猿人」に登場。
地球征服を目論む、豊かな頭髪の大型猿に似た容姿の類人猿型異星人。ゴリラのような怪力と小型猿のような俊敏さを併せ持ち、目から相手の脳波の安定を狂わせる催眠光波[出典 4][注釈 1]を発射することや、一時的に自分の姿を消して敵の目をくらませることもできる。
モンキーランドで飼育されているゴールデンライオンタマリンに化け、そこで働く真山博士と助手の民子を脳波催眠して使役する。ゴーロン星の医学はかなり発達しており、モンキーランド地下室にある脳波交換装置を用いて飼育員を身体は人間、脳はゴリラの猿人間第1号(ゴリー)に変貌させる。全人類を猿人間化するという地球征服計画を見抜いたダンの脳にその内容を話した後、巨大化する。ウルトラセブンとの戦いでは怪力で締め上げるが、最後は手裏剣光線の連打を避け続けて疲れきったところへ腹部にエメリウム光線を受け、粉砕される。
『ウルトラセブン』第44話「恐怖の超猿人」に登場。
ゴーロン星人の脳波交換装置を用いた真山博士により、モンキーランドの飼育員がゴリラの脳波を移植されて変貌させられた姿。通常は普通の人間であるが、激しく興奮すると猿人に変身して怪力を発揮する。言葉は話せない。夜中、街へ鶏を盗みに行った帰りに警官2人に逮捕されるが、変身して手錠を切断したうえに警棒も折り、彼らの頚骨を粉砕して殺害する。猿に噛まれた傷を応急処置してくれたアンヌを気に入り、彼女をウルトラ警備隊に戻れなくしようとポインターを故障させる。その後もアンヌを付け回し、味方であるはずの真山博士と助手である民子の実験を妨害すると、アンヌを連れ去ろうとする。ダンにウルトラガンを投げつけられて一旦退散した後、日本ライン下りの名鉄遊船に乗って逃げるアンヌを、船頭2人のうち1人に変装して待ち伏せする。まもなく、船から降りて逃げたアンヌを保護したウルトラ警備隊と遭遇し、変身して岩を持ち上げたところをフルハシのウルトラガンで撃たれ、絶命する。
『ウルトラファイト』第152話「赤い抱擁」、第155話「やらずのウー」、第157話「山師ゴーロン」、第158話「握手は終った」、第161話「荒原の墓場」、第163話「荒野の雄叫び」、 第164話「殺法破れ傘」、第165話「早過ぎた葬送曲」、第166話「炎も凍れ!」、第167話 「宇宙乱れ打ち」、第168話「銀嶺のデスマッチ」に登場。
宇宙の山師と異名を取り、掘り出し物に目がない。悪知恵があり、卑怯な手を使う。他者が戦っている最後に割り込んで勝利したり、セブンを闇討ちにしようと画策したりする。実は仏教徒で、共闘したイカルスと倒したセブンの葬送の際に合掌するか十字を切るかで揉めた後、息を吹き返したセブンにイカルス共々倒される。キーラーとは旧知の間柄だが、その関係は脆いものである。
第14話ではペギラと共にレッドナイフでレッドマンに倒され、第17話ではレッドフォールでレッドマンに倒される[23]。
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