クーラカンリ
ウィキペディアから
ウィキペディアから
クーラカンリ (Kula Kangri) は、数多くの権威ある典拠でブータンの最高峰とされている一方、全域が中華人民共和国チベット自治区に含まれているとする異論もある山。キュンラ・カーリ (Künla Khari) と表記されることもある[3]。初登頂は、1986年の日中合同隊によるものであった[4]。この山は、ヒマラヤ山脈にも、ブータン・ヒマラヤにも含まれる。
中国と日本の専門家は、近傍のガンカー・プンスムの方がより標高が高いとも主張している。また、クーラカンリがブータン領内、ないし、国境上にあるという主張にも異論が出されている[3]。
クーラカンリは1922年に最初の測量が行なわれて地図に記載され、1958年には中尾佐助が周辺を調査してチベット領内に位置していると報告した[3]。
1986年、神戸大学登山隊を中心とした日中共同隊が、主峰 (7,538m) の初登頂に成功した[4][5]。
2001年には、東海大学・チベット大学クーラカンリ友好学術登山隊が、中央峰 (7,418m) と東峰 (7,381m) の初登頂に成功した[5][6]。この登山隊は、この年の日本スポーツ大賞で「優秀団体」に選ばれた[7]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.