山の一覧の一覧
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この項目で説明する山の一覧(やまのいちらん、英語: mountain lists)とは、何らかのテーマによって山をリストアップした物のことである。
世界にある多くの山の一覧の中で注目すべき一番初めのものは、ヒュー・ムンロが作成した、スコットランドの3000フィート(914メートル)を越える山の一覧である「ムンロ」である[1]。日本においては、日本百名山を始めとする「○○百名山」と称する山の一覧が多数作成されている。
山の一覧に掲載された山全てに登頂しようとする行為を「ピークハント」(peak bagging)といい[2]、ある山の一覧が有名になると、掲載された山に登頂する人が増える。
時間がたつにつれ、より挑戦的な山の一覧が作られるようになった。例えば、「七大陸最高峰」(セブン・サミット)は各大陸の最高峰の一覧である[3]。
以下に、著名な「山の一覧」をいくつか挙げる。
世界規模
- 8000メートル峰 - 世界にある標高が8000メートルを越える山。全部で14座あり、全てがアジアのヒマラヤ山脈・カラコルム山脈に存在する。
- 七大陸最高峰 - 世界の7つの大陸の最高峰。南極のヴィンソン・マシフからアジアのエベレストまで。
- セブン・セカンド・サミット - 世界の7つの大陸で2番目に高い山。登山家・作家で1996年のエベレスト大量遭難の生存者であるジョン・クラカワーは、著書『空へ』(Into Thin Air)[4]でセブン・セカンド・サミットは七大陸最高峰よりも登頂が困難だろうと述べた。
- セブン・サード・サミット - 世界の7つの大陸で3番目に高い山。
- 火山七大陸最高峰 - 世界の7大陸の火山の最高峰。
- ウルトラ・プロミネント峰 - プロミネンスが1500メートルを超える山。
- 雪豹賞 - 旧ソ連の標高7000mを超える山。
ヨーロッパ
ブリテン諸島
イギリスとアイルランドの丘陵地帯は、ピークハントのために多くの一覧に分類されている。よく知られている一覧には、次のものがある。
- ムンロ・リスト(Munros) - スコットランドの標高が3000フィート以上の山。
- ファース・リスト(Furths) - ムンロと同じ基準で、それをスコットランド以外のブリテン諸島全体に拡張したもの。
- P600 - ブリテン諸島のプロミネンスが600メートル以上の山。
- コルベット・リスト(Corbetts) - スコットランドの標高が2500 - 3000フィートでプロミネンスが500フィート以上の山。
- マリリン・リスト(Marilyns) - 標高に関係なくプロミネンスが150フィート以上の山
- シムズ・リスト(Simms) - ブリテン諸島の標高600メートル、プロミネンス30メートル以上の山。
南アメリカ
アンデス山脈の主要な山の一覧としては、1996年にJohn Biggarが編集し、彼のアンデスのガイドブックに掲載された標高6000メートル以上の山の一覧がよく知られている[5]。102座が掲載されており、全山登頂した者はいない。
アジア
中国
日本
インドネシア
- リブ - インドネシアにあるプロミネンスが1000メートル以上の山。リストには、プロミネンスが1000m未満だが観光上重要な山も入っている。
台湾
オセアニア
オーストラリア
出典
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