ギャチュンカン
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ギャチュンカン(ネパール語: ग्याचुङ्काङ, 英語: Gyachung Kang)は、ネパールとチベットにまたがり、ヒマラヤ山脈のエベレストとチョ・オユーとの間にある山。標高は7,952m。8000m以下の山の中では最も高い。中国名は格仲康峰、百谷雪嶺。
シェルパ語で「百の谷が集まる山」の意味。8,000 mに僅かに標高が足りず、またアプローチが長いため、周囲の8,000m峰と比べてあまり登られていない山である。同様の理由から、初登頂が日本人であったにもかかわらず、あまり知られる山ではなかったが、2002年の山野井夫妻の雪崩からの生還と、それを元にした沢木耕太郎の著書『凍』によって広く知られるようになった。
なお、後述の長野県岳連隊の初登頂は、極地法ながらも、初登はボンベの不調により無酸素によって成し遂げられている。
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