カムチャツカ地震(カムチャツカじしん)は、1952年11月4日04:58(現地時間。協定世界時では11月4日16:58)にカムチャツカ半島沖(北緯52.3度 東経161.0度 / 52.3; 161.0[1])を震源として発生した超巨大地震である。

概要

千島海溝付近における海溝型地震で、マグニチュードモーメントマグニチュード、M)は9.0の超巨大地震である。津波は日本では遡上高8.5メートルであり、第一波の高さは1.0メートルであった。約3,000キロメートル離れたハワイ諸島西端のミッドウェイ島にも到達した。

カムチャツカ半島沖では、1737年にもM9.0 - 9.3の規模と推定される地震が発生している。

被害

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セベロクリリスクにある津波犠牲者の慰霊碑

この地震では15 - 18メートル規模の津波が3度にわたり発生しカムチャツカ地方から千島列島にかけての沿岸を襲来、北千島の中心地・セベロクリリスクでは最初の津波で高台に避難していた住民が戻ってきたところに二度目の津波に巻き込まれ、公式統計によると当時の人口6,000人のうち2,336人が死亡した[2]。それ以外にも電話などの通信の不通などの被害をもたらした。

脚注

関連項目

外部リンク

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