アレクサンドル・ルディン

アレクサンドル・イズライレヴィチ・ルディン（ロシア語: Александр Израилевич Рудин, ラテン文字転写: Alexander Israilevich Rudin, 1960年 - ）は、ロシアのクラシック音楽のチェロ奏者であり、指揮者。

アレクサンドル・イズライレヴィチ・ルディン
基本情報
生誕	(1960-11-25) 1960年11月25日 ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、モスクワ
出身地	ロシア
学歴	グネーシン音楽大学
ジャンル	クラシック音楽
職業	チェリスト
担当楽器	チェロ

経歴

1960年モスクワ生まれ。グネーシン音楽大学でピアノとチェロを学び、後にモスクワ音楽院でドミトリー・キタエンコに師事。多くの国際コンクールで受賞し、ソロ・チェロ奏者としてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、DR放送交響楽団などのオーケストラと共演してきた。正統派の演奏法に関心を持ったため、チェロおよびヴィオラ・ダ・ガンバで古楽やバロック音楽を「歴史的に正しい」手法で演奏するようになった。

指揮者としては、学生オーケストラと共演し、1988年からはムジカ・ヴィーヴァの指揮者になっている。モスクワ音楽院の室内楽の教授であり、世界各地で上級特別クラスを教えている。さらに、トルコのイズミルにあるヤシャル大学（トルコ語版、英語版）で教え、同大学の音楽監督に就任している。

ハイペリオン・レコード、フーガ・リベラ、およびナクソスの各レーベルから多くのCDをリリースしており、バッハ、グリーグ、プロコフィエフ、リヒャルト・シュトラウスなどの作品がある。

2022年10月ミハイル・プレトニョフの後任としてロシア・ナショナル管弦楽団の音楽監督に就任することが報じられた^[1]。

外部リンク

• Alexander Rudin - musica vivaサイト内のルディンの経歴
• アレクサンドル・ルーディン - Naxos Webサイトのルディンの経歴

脚注

1. “モスクワ発 〓 ミハイル・プレトニョフの後任にアレクサンドル・ルディン、ロシア・ナショナル管の音楽監督”. 月間音楽祭. 楽壇ニュース. 田中良幸. 2024年4月27日閲覧。