アルダブラ環礁
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アルダブラ環礁(アルダブラかんしょう)は、サンゴ礁が隆起して出来たインド洋に浮かぶセーシェルの環礁で、人の手がほとんど入っていない状況の中、アルダブラゾウガメをはじめとする独特の動物相・植物相が保たれている地域である。ゾウガメの生息地としては世界最大級で、15万2000頭が生息している。ゾウガメのほかにもアオウミガメ、タイマイなどが生息し、また、アフリカクロトキ、アルダブラシマヨシキリ(英語版)、アルダブラオウチュウ(英語版)、ノドジロクイナ、グンカンドリ、フラミンゴなどの多くの鳥類やChaerephon pusillus(英語版)、Paratriaenops pauliani(英語版)などのコウモリも観測される[1][2]。2010年にラムサール条約登録地となった[2]。