アリストクセノス
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タランタスのアリストクセノス(Ἀριστόξενος ὁ Ταραντίνος: Aristoxenus of Tarentum ; b. c. 375, fl. 335 BCE)は逍遥学派の哲学者。アリストテレスの門下生であった。哲学、倫理学、音楽に関する著作が多数あったようであるが、そのほとんどは失われた。唯一音楽に関する論文『ハルモニア原論』(Greek: Ἁρμονικῶν στοιχείων; Latin: Elementa harmonica)が、不完全ながらも現伝する。その他に、リズムとメトロスに関する著作断片も伝わっている。古代ギリシアの音楽に関する現代の知見の多くが、この『ハルモニア原論』に依拠している。[1]