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水井真希による2015年の映画 ウィキペディアから
『ら』は、2014年公開の日本映画。監督は水井真希。
水井真希の初監督作品[1]。本作は、水井自身が第一の被害者になったという実際の連続拉致事件をベースとして映像化をした[2]。
作品タイトル「ら」は、無理に連れて行く「拉」など複数の意味が込められている[3]。英題は引き留める、缶詰にするなどの意味合いを持つ「KEPT」[3]。
主演のまゆか役は、何度かのオーディションを行った上でも決定はせずに難航。プロデューサーの西村がゲストで呼ばれたとあるイベントで、別のゲストで出席していた映画監督の金子修介と一緒にいた加弥乃を水井に写メで送ったところ、すんなりとまゆか役に抜擢された。この時、加弥乃は事務所に所属していないフリーの状態だった。 撮影は2013年9月25日にクランクイン、30日まで5日間に及ぶロケにてクランクアップ。 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014をはじめ、国内外10の映画祭で上映されたサスペンスファンタジー。 (ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の開催期間中スカパーにてTV放送が何度かされていた)
渋谷アップリンク、名古屋シネマスコーレ、大阪第七藝術劇場、シネマルナティックなどにて上映された。
監督の水井、プロデューサーの西村、主演の加弥乃は各劇場での上映期間中、精力的に舞台挨拶やゲストを交えたトークショウを開催。 しかし、本作の扱うところのメインテーマが社会的にも重く、上映後の空気も非常に重いことが多かったため、悪戦苦闘をしていた。ただし監督の水井は映画のテーマと似通った立場、状況にある女性のために懇切丁寧に質疑応答をしていた。
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2016年12月2日にアルバトロス・フィルムレーベルより発売。特典映像にメイキングと予告が収録されている。
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