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嫁する

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日本語

動詞

する (かする)

  1. (自動詞, 文章語) 行く
    • 1929年、桑原隲蔵「支那の古代法律」[1]
      女子十有五而筓とありますが、筓すと云ふのは簪を挿すことであつて、今迄髪をばらばらにして居つたのを初めて髪を結ひ、其時にその髪を押へるため簪をすることであります。つまり女は十五の時から結婚の申出を受けても構はない、それから二十にして嫁するのであります。
    • 1952年、坂口安吾「明治開化 安吾捕物」[2]
      トミ子は重二郎に嫁して、父や良人の心づくしの我ままな結婚生活に恵まれながらも、二児を遺して死んだ。
  2. (他動詞, 文章語) 責任などを転じる
    • 1916年、久米正雄「競漕」[3]
      それで各選手はおのおの過去の緊張の瞬間を思い出しては、理路を立ててそれを語るだけの余裕を持っていた。酒が廻り出すと今まで、勝利の因を他に嫁していた人々も、おのおのの功績を語るに急になった
    • 1946年、津田左右吉「建国の事情と万世一系の思想」[4]
      むかしからの歴史的事実として天皇の親政ということが殆どなかったこと、皇室の永久性の観念の発達がこの事実と深い関係のあったことを考えると、軍部の上にいったような宣伝が戦争の責任を天皇に嫁することになるのは、自然のなりゆきともいわれよう。

活用

さらに見る サ行変格活用, 語幹 ...
さらに見る 意味, 語形 ...
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