おきる

ウィクショナリーから

日本語

語源

古典日本語おく」 < 日本祖語 *əku

発音

動詞

おきるきる・きる】

  1. (起きる)棒状のものなどが、伏せたりしてになっている状態から、になる。立体最も長い軸が、重力方向平行あるいはそれに近い角度位置する状態になる。起き上がる
  2. (起きる)眠りから覚める寝床から出る
    • 早朝におきる
  3. (起きる)寝ない状態でいる。
    • 深夜までおきている。
  4. (起きる) (古用法) 気がつく。正気に戻る。
  5. (起きる)物事がじる。発生する。おこる
    • 事件がおきる
    1. ある原因によって物事が生じる。
      • 運動不足から起きる肥満。
  6. (熾きる)火の勢いが増す。に火がつく。
    • 火がおきる

活用

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お-きる 動詞活用表日本語の活用
カ行上一段活用
語幹未然形連用形終止形連体形仮定形命令形
きるきるきれきろ
きよ
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各活用形の基礎的な結合例
意味語形結合
否定おきない未然形 + ない
意志・勧誘おきよう未然形 + よう
丁寧おきます連用形 + ます
過去・完了・状態おきた連用形 +
言い切りおきる終止形のみ
名詞化おきること連体形 + こと
仮定条件おきれば仮定形 +
命令おきろ
おきよ
命令形のみ
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関連語

複合語

類義語

対義語

成句

  • 起きて働く果報者
  • 起きて半畳、寝て一畳

翻訳


参考

  • 初版の定義は 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面538ページ、デジタル282ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954645/282 より

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