間々田八幡宮
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創建は天平年間(729年~749年)と伝えられる。
939年(天慶2年)、平将門討伐の為、藤原秀郷が戦勝を祈願。乱を平定したのち、このご神徳への恩返しとして神田を奉納した。以降、この一帯は飯田(まんまだ)と呼ばれるようになったという。
1189年(文治5年)には、奥州藤原氏討伐に向かう源頼朝が参拝。境内に松を植える。この松は「頼朝手植えの松」として氏子に守られてきたが、1905年(明治39年)に枯死した。
敷地面積は約二万坪におよび、一部が「間々田八幡公園」として整備されている。
本殿・拝殿
江戸時代の享和年間(1801年~1804年)に失火により焼失。その約50年後の1851年(嘉永4年)に再建された。再建は日光東照宮の改修に携わった職人たちが行ったとされ、社殿の内外に彫刻が見られる。
芭蕉句碑
「古池や 蛙飛びこむ 水の音」の句が刻まれている。1853年(嘉永6年)に地元の名士によって奉納された。
頼朝手植えの松(三代目)
源頼朝が植えたとされる初代の松は1905年(明治39年)に枯死してしまったため、現在の松は新たに植えられたものである。
土俵
秋の例大祭で奉納子供相撲が行われる。かつては大相撲の地方巡業が行われていた。映画「シコふんじゃった」や「テルマエ・ロマエⅡ」のロケ地となっている。
弁天池
ジャガマイタの蛇が水呑みの儀を行う。
この他合社殿や御輿舎、ひょうたん池、社務所などがある。
毎年5月5日に行われる。田植えの時期を前に五穀豊穣や疫病退散を祈願する祭りである。この祭りは各町内ごとに小・中学生が竹・藁・フジツルなどで作った長さ20メートルにもおよぶ竜頭蛇体の作り物をもって「ジャーガマイタ、ジャガマイタ」と声を出しながら各町内を練り歩く祭りである。2011年(平成23年)に国の選択無形民俗文化財に選択され[1][2]、さらに2019年(平成31年)に重要無形民俗文化財に指定された[3][4]。
栃木県小山市間々田2330